• 2018年4月5日

    この誕生仏は特異なつくりになっており、誕生仏本体の上部と、台座より下の部分に二分割されます。下部は上部と比べて銅の質が異なっていますので、後補と思われます。後補とはいえ、このような特異なつくりにしたのはどうしてでしょうか。両者は誕生仏の底部につけられた「ほぞ」と台座側の「ほぞ穴」を介して接合されています。誕生仏の像高13.7cm、下部を含めた全高23.0cm。

     

  • 2018年2月21日

     

    池大雅は江戸中期の文人画家。1723年生―1776年没。京都生まれ。名は勤・無名、字は公敏・子職・貸成、通称を秋平、別号に烏滸釣叟・霞樵・竹居等。画扇屋を営みながら舶載の画譜などを通して中国南宗画を独学する一方、柳沢淇園や祗園南海の教えを受け、日本画の伝統と西洋絵画の表現法をとり入れて独自性と風格に富んだ画風を形成、日本南画の祖と呼ばれた。安永5年(1776)歿、54才。落款:霞樵