2017年10月

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    この兵士俑は副葬品で、埋葬者の身を護る役割を持つ。中国・新疆ウイグル自治区トゥルファン地方の古墳からの出土。制作時期8世紀。像高27.4cm。

    西本願寺第22世宗主大谷光瑞(1876-1948)率いる西域探検隊(大谷探検隊)が日本に持ち帰った多数の西域美術品の1つ。その多くは現在、東京国立博物館、龍谷大学、韓国の国立中央博物館、中国の旅順美術館・北京両博物館、日本の民間コレクションなどに分蔵されている。

    この兵士俑は某民間コレクションから古美術桃青が購入し、新たに古木で台座部分をつくり、像を取り付けたもの。これと同手の兵士俑を出光美術館・根津美術館も所蔵している。

    右腕、兜の先端、足先などが欠損しているが、彩色が残っており、全体としての保存状態はよい。これは、トゥルファン地方が極度に乾燥した気候の土地であることによる。足先が欠損しているが、そのおかげで木芯が見え、制作技法が確認できる。胴と脚部の茶色の輪は、兵士俑を立たせるための取り付け金具。また像の表面が毛羽立って見えるのは、俑づくりの際、粘土に繊維を混ぜてつくった塑土が使われたため。

    資料画像の出典:至文堂『日本の美術No.434 大谷光瑞と西域美術』p.64 上は出光美術館、下は根津美術館所蔵のもの。

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