絹本著色束帯天神図

2017年2月7日

特長  天神図は菅原道真(845-903)の生前の姿を表す肖像絵画で、束帯天神図は、梅の枝を持つ渡唐天神図とともに天神図の2大系統のひとつ。束帯天神図は道真が平安貴族の正装である束帯姿で描かれており、笏(しゃく)を右手に持ち、左手で上端を押さえ、上げ畳に座っています。この図の場合、道真と縁の深い梅は上方のオレンジ色部分に金泥で描かれています。目を見開き、目尻を吊り上げ、かなりきびしい表情です。
受験シーズンには全国の天満宮・天神社に祀られている天神様は、学問・文筆の神様として多くの受験生の合格祈願を一手に引き受けているようです。古美術桃青所蔵のこの天神図は、数多くある天神図の中でも古いほうに属する図と思われます。命日の2月25日には天神忌茶会、天神講が全国で催されます。
時代  室町時代初期
サイズ  本紙:丈83.9cm 巾40.4cm
装丁:丈164.5cm 巾53.2cm
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絹本著色束帯天神図01 tenjin-新HP用
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